神奈川県 令和3年度(午前)問23

令和3年度登録販売者試験問題(午前)(PDF:684KB)

 

2章以降は全然わからないのでひたすら解説を自作しています。

訂正や補足等ございましたら、コメント頂けると嬉しいです!

 

問23

 呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  1. 喉頭は、発生器としての役割もあり、呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。
  2. 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管という。
  3. 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
  4. 肺自体に肺を動かす筋組織があるため、自力で膨らんだり縮んだりすることによって、拡張・収縮して呼吸運動が行われている。

 

 

正解:〇×〇×

 

 


  1. 喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分(喉頭隆起)がいわゆる「のどぼとけ」である。

  2. ×
    喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支という。


  3. 肺胞の壁は非常に薄くできていて、周囲を毛細血管が網のように取り囲んでいる。
    肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。

  4. ×
    肺は胸部の左右両側に1対ある。肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。