神奈川県 令和3年度(午前)問30

令和3年度登録販売者試験問題(午前)(PDF:684KB)

 

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問30

 脳や神経系の働きに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  1. 脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という。
  2. 脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
  3. 交換神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、汗腺を支配する交換神経を除き、アセチルコリンである。
  4. 交感神経系の活動が活発になると、肝臓でのグリコーゲンの分解(ブドウ糖の放出)が促進される。

 

 

正解:〇××〇

 


  1. 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。
  2. ×
    脳は脊髄と延髄でつながっている。
    延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。
  3. ×
    交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質ノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質アセチルコリンである。