神奈川県 令和3年度(午前)問26
2章以降は全然わからないのでひたすら解説を自作しています。
訂正や補足等ございましたら、コメント頂けると嬉しいです!
問26
目に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。
- 眼瞼(がんけん)は、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。
- 結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなるが、強膜が充血したときは眼瞼の裏側は赤くならない。
- 涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。
正解:×〇〇×
- ×
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときに扁平になる。 - 〇
眼瞼は、素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできているため、内出血や裂傷(れっしょう)を生じやすい。
また、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。 - 〇
目の充血は血管が拡張して赤く見える状態であるが、結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。
強膜が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならず、強膜自体が乳白色であるため、白目の部分がピンク味を帯びる。 - ×
涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔(びくう)に導出する涙道からなる。涙道は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生する。